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喘息(ぜんそく)の治療

ぜんそく一般的に喘息(ぜんそく)は気管支喘息(きかんしぜんそく)のことをさし、慢性的に気管支(または気道)の粘膜が炎症をおこす病気です。呼吸困難の発作や喘鳴(ぜんめい:ゼーゼーやヒューヒューと音を立て息苦しくなる状態)、咳嗽(がいそう:咳のこと)などの症状をおこします。8週間以上持続する咳嗽では感染症の可能性は低く、「慢性咳嗽」といって気管支喘息・咳喘息・アトピー咳嗽・副鼻腔気管支症候群・胃食道逆流などが挙げられます。日本ではその約60%が気管支喘息・咳喘息・アトピー咳嗽といったアレルギー関連のことが多いです.

喘息の原因は様々ですが、多くは気管支にアレルギー反応が起きて発症します。鼻炎・アトピー性皮膚炎・アレルギー疾患の家族歴・住宅環境・喫煙・室内環境(空調・掃除・カーペット使用など)・ペットの有無・職業などが原因となって発症すると考えられています。

咳喘息(せきぜんそく)は気管支喘息にみられる喘鳴はありませんが、気道過敏性の亢進や喀痰中の好酸球増多を認め、喘息とよく似た病態を示す疾患です。咳喘息の患者さんの一部が気管支喘息へ移行することも知られております。当院では簡易型肺機能検査や採血検査、喀痰検査などを行い適切な診断・治療が行えるように診療を行っております。

電子式診断用肺機能検査:SP-370

治療について

喘息の治療については、気管支の炎症を主に吸入ステロイド薬や吸入気管

支拡張薬をつかってコントロールしていくことが一般的です。また、症状によっては、ステロイドの点滴をすることで喘息発作や気管支の炎症をおさえます。症状が改善しない場合は入院をして治療することもあります。

喘息は、お子様の代表的な呼吸器疾患としても知られていますが、成人になって発症することもあります。喘息の症状が疑われる場合は、ぜひ当院にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

従来の治療でコントロールできない難治性気管支喘息に対して生物学的製剤(ゾレア、ヌーカラ、ファセンラ、デュピクセント)を使用することで喘息発作を抑える治療も当院で行っております。

 

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