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前立腺肥大症

「尿が出にくい」「トイレが近い」と感じていませんか?

前立腺肥大症は、加齢とともに前立腺が大きくなり、
尿道や膀胱の働きに影響することで、
さまざまな排尿症状が現れる病気です。


「尿の勢いが弱い」「尿が出るまで時間がかかる」
「残尿感がある」といった症状のほか、
頻尿、急な尿意、夜間頻尿などがみられることもあります。


症状の程度には個人差があります。
年齢のせいとあきらめず、排尿の変化が気になる方はご相談ください。

前立腺肥大症とは?

前立腺は、男性の膀胱のすぐ下にあり、
尿道を取り囲むように存在している臓器です。


年齢とともに前立腺が大きくなる方は多く、
前立腺が尿道を圧迫したり、
膀胱や尿道の働きに影響したりすることで、
尿が出にくい、尿が近いといった症状が起こります。


ただし、前立腺が大きいだけで
必ず治療が必要になるわけではありません。
症状の強さ、日常生活への影響、尿の出方、
残尿量などを合わせて評価することが大切です。

前立腺肥大症にみられる主な症状

🚿
尿の勢いが弱い
出るまで時間がかかる
💧
残尿感がある
🚻
トイレが近い
🌙
夜中に何度も起きる
💨
急に強い尿意がくる

症状は大きく3つに分けられます

🚽 尿を出すときの症状

尿の勢いが弱い、尿が途中で途切れる、
排尿を始めるまで時間がかかる、
お腹に力を入れないと尿が出にくいなどの症状です。

💧 尿をためるときの症状

日中の頻尿、夜間頻尿、
急に我慢しにくい尿意が起こる尿意切迫感などです。
過活動膀胱を合併している場合もあります。

😕 排尿した後の症状

排尿後も尿が残っているように感じる残尿感や、
排尿後に尿が少し漏れる症状などがあります。

当院で行っている検査

症状の原因や程度を確認するため、
問診や検査結果を組み合わせて排尿状態を評価します。

📝
問診・IPSS
🧪
尿検査
💧
残尿測定
🩸
PSAなどの血液検査

📈
尿流量測定(ウロフロメトリー)

当院では、尿の勢いや排尿パターンを客観的に確認する
尿流量測定を行っています。


専用の機器に普段と同じように排尿していただくだけで、
尿が出る速さ、排尿にかかった時間、排尿量などを測定できます。
身体への負担が少なく、
排尿障害の程度や治療効果を確認する際に役立つ検査です。

💡 十分に尿がたまった状態で検査する必要があるため、
尿量によっては検査を後日に行う場合があります。

前立腺肥大症の治療

症状の程度、前立腺の大きさ、残尿量、
合併している症状などを確認しながら治療を選択します。
軽い症状では生活習慣の見直しや経過観察を行うこともあります。

💊 α1遮断薬

前立腺や尿道周囲の筋肉の緊張をゆるめ、
尿を出しやすくする薬です。

💊 PDE5阻害薬

前立腺肥大症に伴う排尿症状を改善する目的で使用します。
持病や使用している薬によっては使用できない場合があります。

💊 5α還元酵素阻害薬

前立腺の体積を徐々に小さくし、
症状の改善や進行を抑えることを目指す薬です。
前立腺の大きさなどを確認して使用を検討します。

💧 頻尿や尿意切迫感が強い場合

過活動膀胱を合併している場合には、
残尿量などを確認しながら、
膀胱の蓄尿症状に対する薬を併用することがあります。

手術など専門的な治療が必要な場合

薬による治療でも十分な改善が得られない場合や、
尿がまったく出なくなる尿閉を繰り返す場合、
尿路感染を繰り返す場合、
腎臓や膀胱への影響がみられる場合などには、
手術を含めた専門的な治療を検討することがあります。


必要に応じて専門の医療機関へご紹介します。

関連する排尿症状について

前立腺肥大症では、尿の出にくさだけでなく、
頻尿や急な尿意、夜間頻尿を伴うことがあります。
症状に応じて以下のページもご覧ください。

💧 頻尿・過活動膀胱

「トイレが近い」「急に強い尿意がくる」
「尿を我慢しにくい」といった症状がある方へ。


頻尿・過活動膀胱について詳しく見る >

🌙 夜間頻尿

夜中に何度もトイレに起きる方では、
前立腺だけでなく夜間多尿や睡眠の問題などが
関係していることがあります。


夜間頻尿について詳しく見る >

🚹 排尿の変化を「年齢のせい」だけにしないでください

尿の勢いが弱くなった、トイレが近くなった、
夜中に何度も起きるなどの症状には、
前立腺肥大症をはじめさまざまな原因があります。


気になる排尿症状がある方は、お気軽にご相談ください。

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